「守破離」といえども…
こんにちは♪
講師の愛美勝仁です。
いつも、とんとこのブログを読んでいただきありがとうございます。
定期演奏会までの期間、出来るだけ和太鼓とんとこを知っていただこうと、とんとこを色々な角度で紹介できたらと思います。
拙い文章ではございますが、お付合い宜しくお願いします(*^^*)
芸事の考えにある「守破離」
えっ?! とんとこってそんなかたいことゆうの?
と、思われますが
「守破離」といえども…
練習では噛み砕いて、ふんわりした説明の中に、その雰囲気が自然とある。
まあ、そんなところでしょうか。
個性の尊重や個々のキャラクター、特性を活かしていきたいのですが
やはり最低限の太鼓の型(かた)があります。
曲による決まり事があります。
まずはそれを習得し守る。
そうです。
「守破離」の「守」
教わったことをそのとおりにすることですね。
教わったことをそのとおりにしている、つもりですが
曲に慣れてきたり、みんなでやるうちに基本からズレだすことがあります。
また、数人でやるのでテンポがズレることもあります。
そういったときはやはり基本に立ち返り「守」に戻って確認ですね。
そして「守」で型が身につくと
次の段階は「破」
教えを守りつつも自分なりの創意工夫を取り入れる。
「離」の段階は
教えから離れて自分流を確立すること
これが「守破離」の三段階であります。
では、和太鼓とんとこが一つ一つの段階を綺麗に上達できているのか?
いや〜、
正直、そうではございません(^_^;)
とんとこは個性豊かなメンバーが揃っています。
それ自体は多様性しかり、とんとこの強みであると思っています。
「守破離」とはいえ、
個々にガラパゴス化した成長を見せてくれることがあります。
ただ「基本のキ」だけはなくしてはいけないので
たまに「守」を確認しなおすことはあります。
ブログでたまに出てくる「軌道修正」というのがそれに当たります。
何が「破」であり「離」であるのかは明確ではありませんが、
型の上に乗っかるからこそ、とんとこメンバーの個性が活きます。
型を破るのが型破り
型がくずれるのを型なし
家でも同じですが基礎工事が大事ですね。
基礎という土台。
これを守って、型を破り、さらに発展し離れていく。
型を守り続ける美学。
やすゆきくんの愚直な地打ちは少しずつ洗練されていっている。
磨きがかかってきています。
「守破離」といえども、
個々に成長度合いは違います。
できるできないではなく、
どこまで伝わるかを気にすることなく
講師としてはとんとこメンバーに投げかけていこうと思います。
「座奏の人が今日はお休みだから
せっかく太鼓をセットしたから
あーちゃん、やってみよっか」
「うん」
飛び入り練習(*^^*)
でも、とんとこって昔からこうなんだよなぁ
やれるやれない、ではなく
とりあえず、練習だし、やってみよう!
やれなくて当然
ダメでもともと
やってダメなら
もっとやれ!
\(^o^)/
でね、
とりあえずやっていたら
しまいにできるようになる
ね。
やってダメなら、もっとやれ(⌒▽⌒)
講師としては明るく楽しく成長できる雰囲気づくりを心がけたいです。
和太鼓とんとこの「守破離」
技をみがいて「守」
心をみがく「破」
世の中をみがく「離」
心得の実践こそがとんとこの「守破離」です。
(愛美勝仁)