ベストセラーよりロングセラー

2023年04月21日

こんにちは♪

講師の愛美勝仁です。

今日は「講師」というより、「チームコンダクター」としての観点からブログを書かせていただきます。

昨日の「四方よし」と通じる内容でもあります。

とんとこのチームとして「未来よし」と、

とんとこが永続していけたらな、と希望を昨日は書かせていただきました。

同じ内容ではありますが、タイトルは

「ベストセラーよりロングセラー」

ベストセラーとロングセラー、どちらも売れたものに変わりはないのですが、ちょっと違いますよね。

ベストセラーは週間で一位を取ったらベストセラー

ですので、たまたま売れたものもあります。

何かのブームに乗って関連したものだから売れたり

ヒット作の廉価版として似通ったもので売れたり

その時は最高の評価をもらって売れることがありますが、

何年かすると、「なぜあれがあんなに売れたのかなあ?」と買った本人でさえ不思議に思うことがあります。

ベストセラーは時が経つと「なつかしいなぁ〜」の感想で時代と共に過去のものとして扱われます。

しかし、ロングセラーはいつまでも売れている。

何かで爆発的に売れてはいないけれど、

いつでもどこでも売ってある。

いまは、音楽はCDを買わない時代になりましたが、

少し前ならどこのCDショップにも何十年前に発売されたものが置いてある。

本屋さんでも全国どこの書店にも何十年前に発売された本が置いてある。

時代が変わっても受け入れられ、必要とされる。

爆発的に売れないが、安定して売れ続けるものがある。

CDと本を例に出しましたが、他のジャンルでもロングセラーのものがあると思います。

ある瞬間だけ売れるベストセラー

より

長く愛されているロングセラー。

和太鼓とんとこは、ロングセラーのチームでありたい!


和太鼓の伝統曲に「三宅太鼓」があります。

横打ちの勇壮な曲でとんとこのメンバーも大好きです。








この「三宅」も長く愛されている和太鼓の演目です。

つまりロングセラーと言えるものだと思います。

中腰でたたくスタイル、体力的に疲れます。

楽にカンタンにできるものではありません。

しかし、全国の和太鼓グループがこの「三宅」をたたいています。

三宅太鼓は東京三宅島が発祥とされています。

僕たちとんとこは滋賀県。

まったくゆかりがありません。











伝統の要領もつかめないまま

うまくたたけなくても

愛される三宅太鼓。


また、繰り返すメインのリズムだけでなく

各チームがそれぞれのアレンジをしたり

ソロ打ちで個性を出したりと

三宅という土台に色を塗っていきます。


とんとこでも一曲とおしたあと、

「疲れた〜(;´Д`)ハァハァ」

「シンドイ〜(;´Д`)」

といいながら





ちょっと休憩したら

また、たたきだす!








メンバーを交替しながら練習しているのですが、

「おれ、もう一回いくわ!」





どれだけしんどくても楽しいのですね。

こどもだけでなく

大人も本気です!








子供たちに負けてません(*^^*)


和太鼓のロングセラーとして

長く広く愛されている「三宅」。


和太鼓とんとこは

ベストセラーよりロングセラーを目指して。

長くいつまでも愛されるチームでありたいです。


とんとこは、長くやっていると、毎回演奏会を見に来て下さる方がいたりと、

少しずつファンと呼べるような人が増えてきました。

ありがたいことです。

でも、とんとこの一番のファンは、







僕です。


(*´ω`*)



(愛美勝仁)


Posted by mogura940 at 12:00 Comments( 0 )